2月24日: Eunuchs’ Intrigues(PTK)
2010年2月24日 時事ニュース コメント (1) 今月の21日に、読売新聞(オンライン版)から配信された記事を見て、なんとも拭いきれない不安を覚えました。
どんなものかと言いますと、こんな記事。
この記事を見て「おっ!?」と危機感というか、なんとも言えない気持ち悪さを覚えた人は同士ですね。
発端は、三橋氏がスクープしたコチラの動画を見たあとに、この記事を読んだからなのですが、自分の老婆心というか、心配症的なものが的中しなければ良いのですが・・・。
・【中国合弁会社幹部が体験した出国停止事件】
http://www.youtube.com/watch?v=I0HMmDuAZyo
まぁ、(↑)この動画を見ようが見まいが、民主党政権の仕事ぶりを見ると、うげげ・・・ と思った可能性は高いですが。と言うのも、民主党政権が成立して以来、これまで(事業仕分けや、補正予算の執行停止などで)大学などの研究機関へと与えられてきた助成金が、ゴリゴリ削られているのは、皆様先刻ご承知の通りだと思いますが、そういう体力(資金)を失っている時期に、研究資金を片手に共同研究を持ちかけられてきたら、後先考えずに飛びついてしまうような研究者が居ないとは断言できません。
また、今回の件は、読売の報道の通りとすると、バックには中国政府が一枚噛んでいる事になります。ここから更に邪推すると、当然の事ながら政府間同士での交渉もあったのではないかと。こう推察する次第です。
方や、研究開発費などを削りに削られて体力不足に陥った大学(研究者)側が、そういった誘惑をどれくらい跳ね除けられるのか・・・ とも疑問に感じてしまう次第。さらに、大学(研究施設)の中の人には、報道に上がらないだけで、柴崎教授のように善意に不足してない人が多いとも聞きます。
自国政府による研究/開発費に対する助成金の削減と、これ幸いと外部からの資金援助、中国政府からの要請、そして政府からの圧力・・・ これら全てを併せますと、なーんか嫌な絵が見えてきませんか?
もちろん、ここまでに書いてある事は状況から思いついた、自分の妄想というか、浅はかな考えではあるのですが。これが自分の杞憂で済めば良いんですけどね。ただ、先に紹介したような動画を見るとね。そうとも思えないわけですよ。はい。
ちなみに、仕事先或は、自分の職場で、中国進出を考えているようでしたら、一度、この手の動画などを見せたり、綿密に調査を実施してから事に取りかかった方が良いかと思われます。当然、企業の上層部たるもの、それくらいの調査はするものかもしれませんが、動画にもある通り、この手の話は殆ど表沙汰になることは無いらしいので。余程、綿密に調査しなければ見えない闇の部分でしょうから。
行ったは良いが、穴ばかり・・・ というオチになってからでは、全てが遅いですからね。
そんな感じ。
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どんなものかと言いますと、こんな記事。
■タミフル量産、東大と中国企業が共同研究
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100220-OYT1T01262.htm
東京大学と中国の化学企業が、インフルエンザ治療薬タミフルを安く大量に生産する技術の確立を目指し、共同研究を始めた。
タミフルは、香辛料の八角に含まれるシキミ酸を原料に作られているが、大量製造には限界がある。東大の柴崎正勝教授らは昨年2月、石油を原料にした新合成法を発表。技術に注目した中国の北京オデッセイ化学が、技術提供を求めた。
同社の大平原孝・副社長によれば、人口13億人の中国でタミフルの流通量は少なく、強毒性インフルエンザが大流行すれば、不足は必至。治療薬の自国製造を急ぐ中国政府の科学技術部が、提携を強く後押しした。1月から、同社の技術者が東大で製造法を学んでおり、今年中に工業化のめどをつける見通し。
タミフルの特許は、スイスのロシュ社が所有しており、中国でも成立している。だが、中国政府は昨年、改正特許法を施行。国民の健康を守る必要がある場合、特許を停止し、医薬品を製造できる「強制実施権」を盛り込んだ。
柴崎教授は「感染症に国境はない。中国で治療薬を供給することは、日本への感染拡大を防ぐ効果もある」と話している。
この記事を見て「おっ!?」と危機感というか、なんとも言えない気持ち悪さを覚えた人は同士ですね。
発端は、三橋氏がスクープしたコチラの動画を見たあとに、この記事を読んだからなのですが、自分の老婆心というか、心配症的なものが的中しなければ良いのですが・・・。
・【中国合弁会社幹部が体験した出国停止事件】
http://www.youtube.com/watch?v=I0HMmDuAZyo
まぁ、(↑)この動画を見ようが見まいが、民主党政権の仕事ぶりを見ると、うげげ・・・ と思った可能性は高いですが。と言うのも、民主党政権が成立して以来、これまで(事業仕分けや、補正予算の執行停止などで)大学などの研究機関へと与えられてきた助成金が、ゴリゴリ削られているのは、皆様先刻ご承知の通りだと思いますが、そういう体力(資金)を失っている時期に、研究資金を片手に共同研究を持ちかけられてきたら、後先考えずに飛びついてしまうような研究者が居ないとは断言できません。
また、今回の件は、読売の報道の通りとすると、バックには中国政府が一枚噛んでいる事になります。ここから更に邪推すると、当然の事ながら政府間同士での交渉もあったのではないかと。こう推察する次第です。
方や、研究開発費などを削りに削られて体力不足に陥った大学(研究者)側が、そういった誘惑をどれくらい跳ね除けられるのか・・・ とも疑問に感じてしまう次第。さらに、大学(研究施設)の中の人には、報道に上がらないだけで、柴崎教授のように善意に不足してない人が多いとも聞きます。
自国政府による研究/開発費に対する助成金の削減と、これ幸いと外部からの資金援助、中国政府からの要請、そして政府からの圧力・・・ これら全てを併せますと、なーんか嫌な絵が見えてきませんか?
もちろん、ここまでに書いてある事は状況から思いついた、自分の妄想というか、浅はかな考えではあるのですが。これが自分の杞憂で済めば良いんですけどね。ただ、先に紹介したような動画を見るとね。そうとも思えないわけですよ。はい。
ちなみに、仕事先或は、自分の職場で、中国進出を考えているようでしたら、一度、この手の動画などを見せたり、綿密に調査を実施してから事に取りかかった方が良いかと思われます。当然、企業の上層部たるもの、それくらいの調査はするものかもしれませんが、動画にもある通り、この手の話は殆ど表沙汰になることは無いらしいので。余程、綿密に調査しなければ見えない闇の部分でしょうから。
行ったは良いが、穴ばかり・・・ というオチになってからでは、全てが遅いですからね。
そんな感じ。
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