ISBN:4088744500 コミック 江尻 立真 集英社 2007/12/04 ￥410
コミックス自体は未だに買えてないというか、買ってないというか。
でも、いつかは絶対買おうと思っている珍しくやっきになった作品の1つ。
正直、ジャンプ系漫画らしくない漫画だったと思います。
凄く良く出来た作品で、伏線も多数張り巡らされていただけに突然の打ち切りとも取れるような終了のされ方は自分の心に想像以上のダメージを与えましたね。
当時のジャンプではハンターも期間限定連載が再開されていたわけですが、P2！が終了した翌週のジャンプはマイ聖書であるハンターこそやっていましたが、どこか物足りなさが強かったのを今でも覚えてます。
言うなれば、ハンターは漫画の内容(文章表現)としてはストーリー展開が重すぎる上に、それを表現する内容(絵のありかた、描写など)までもそれにしっかりと付いてきている出来すぎた作品であり、ストーリー展開上内容(全体)がとても厳しいものであったところに、P2！という別な観点の優れた漫画があったが故の自分にとっては実にちょうど良いバランスだったのではないかと。そう思います。
それが突然の終了(打ち切り？)で無残にも奪われ、残ったのは厳しく厳しい表現のみを表すハンターのみ。
その厳しい世界を知った後に、楯となって癒せるほどの和みを表現していた漫画が同誌上から消えてしまったことが、自分にとっては凄くショックだったのだろうなと。そう思います。
そして、本日(?)P2！本編の後日談を掲載した赤丸ジャンプが発売されていました。
すぐさま手に取って黙々と読みました。その場で2度も読み返してしまいました（買えよw
内容は本当に必要そうな部分(?)のみを取り繕って纏めてありましたが、本編で撒き散らした伏線全てを回収するには至らずで気になる点は多く残ってしまいました。
コミックスの発売が2ヶ月後の3月下旬を予定されているとの事で、今回掲載されなかった伏線等の回収なども載るのかどうかが怪しいところですが、そこに期待して待ってみたいなっと思います。
いや、たぶん載らないだろうけど…。
でも往々にして最初の作品はとても良かったのになぁって作家さんが後を絶たない現実というものがありまして(ブリーチの人とか)、江尻先生の次回作が残念なものになってしまわないことだけを祈るのみです。
つか、赤丸ジャンプでずーっと連載してくれたら良いのに！！！
アキラちゃんとエリス嬢とっても良かったなぁ。。。
結局、最後にくっついたのはアノ人だったみたいですが、納得出来ーん！！！
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